PUBGは人生である

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最近、PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(以下PUBG)というゲームが人気です。
このゲームの概要をざっくりと説明すると、「ごはんは一日6食!しっかり食べるんだぞ!」でお馴染みのTERAを開発したBlueholeの新作で、DAYZやH1Z1たちが必死に整地した土地に突如建設された高層ビルみたいなバトルロワイヤルゲームです。

 

このゲーム、とっても人生を彷彿とさせる部分があり、さしずめ2017年版の人生ゲームといったところがあると感じています。

1試合のプレイヤー人数が100人で「世界がもし百人の村だったら」をなんとなく連想してしまうとかそういう微々たるものではなく、このゲームがいかに人生を抽象化したものであるかということをゲームのサイクルに沿って説明します。

 

序盤 降下~資源回収

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飛行機から降下するところからゲームが始まります。この時点では、銃もナイフもなく、拳で語り合うTPSゲームです。

 

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マップ上に点在する各建物のドロップポイントには銃・弾薬・防具・回復アイテムなどがランダムで配置されており、これらを回収し装備を強化していくのが序盤の流れです。

 

これは"出生"と捉えることが出来ます。自分自身が親を選べないのと同じように、アイテムの配置は天運に任せるしかありません。

中盤 移動

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経過時間に応じてマップ範囲が縮小を繰り返すのが、ゲームのひとつの特徴です。

この縮小は 範囲告知フェーズ→マップ縮小フェーズ→範囲告知.. という繰り返しで行われます。

範囲外に残るとダメージを受けてしまうため移動を余儀無くされますが、大抵の場合は、すでに範囲内で待ち構えているプレイヤーに敢えなく迎撃されてしまいます。

 

人生でも、このようなことがよくあります。

小学校→中学校→高校→大学 という人生のレールに非常によく似ていると思います。

恵まれた環境の人と不運な人たちが同じ枠の奪い合いをする、まるで受験戦争なのです。

 

終盤 1位になるための駆け引き

生存者がおおよそ20人を切ると、いよいよ終盤となります。

銃声によって位置がバレるリスクを取って相手を殺すか、あるいは息を殺してただただじっと待つか。死んだらやり直せばいい、と割り切って行動する序盤~中盤に比べて、個人のプレイスタイルが最も色濃く出るタイミングでもあります。

 

装備がショボくても勝てる可能性があり、自身の装備に応じて戦術を選択できるという絶妙なゲームバランスの設計が行われています。

起業やギャンブルで一発当てるか?それとも堅実に生き、順当に勝つか?という人生の希望と同じように、誰しもがストーリー立った希望を持てる仕組みです。

 

ゲーム終了

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最終的には決着が付きます。

自分が勝者になったときの全能感だけでなく、自分が敗者になったときの「あそこはああすれば勝てた」「あの時ああしていなければ」という絶えない後悔も含めて、人生で起こる感情を総ナメしています。

 

まとめ

PUBGは人生です。

もう少し正確に言うと、人生で得るような幸福感情を人生よりも絶妙な手軽さで提供するスゴいコンテンツです。

このゲームがうまいやつはきっと世の中でイイ感じに生き残って幸せに暮らすことが出来ているのだろう、そう思わせてくれる作品です。

 

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